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    <title>利確 on 地方住み医師の乳癌と緩和ケア相談所</title>
    <link>https://chiho-nyugan-kanwa.com/tags/%E5%88%A9%E7%A2%BA/</link>
    <description>Recent content in 利確 on 地方住み医師の乳癌と緩和ケア相談所</description>
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    <lastBuildDate>Mon, 13 Jul 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate>
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      <title>「上がったから売る」は正解か——売り時を決めるのは株価ではなく「目的」</title>
      <link>https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-uridoki-mokuteki/</link>
      <pubDate>Mon, 13 Jul 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-uridoki-mokuteki/</guid>
      <description>&lt;p&gt;「NISAの含み益がかなり出ている。下がる前に、いったん売っておいた方がいいですか？」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;株価が上がった局面で、必ず出てくる質問です。以前の記事で「&lt;a href=&#34;https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-index-koohaitou-tsukaiwake/&#34;&gt;投資は目的が決まって初めて手段が決まる&lt;/a&gt;」という&lt;strong&gt;買う側&lt;/strong&gt;の話を書きましたが、今回はその続編——**売る側（利確）**の話です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;結論から言うと、この質問には株価をいくら眺めても答えが出ません。**売り時を決めるのは、株価ではなく「そのお金の目的」**だからです。&lt;/p&gt;
&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;※特定の銘柄・商品の売買を勧めるものではありません。投資にはリスクがあり、元本は保証されません。最終的な判断はご自身で。&lt;/p&gt;&lt;/blockquote&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&#34;結構進んだので降りた方がいいですか&#34;&gt;「結構進んだので、降りた方がいいですか？」&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;お金の学びの場で、こんな例え話を見かけました。&lt;/p&gt;
&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;電車に2時間乗って、結構進みました。そろそろ降りた方がいいでしょうか？&lt;/p&gt;&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;——と聞かれたら、誰でもこう聞き返すはずです。&lt;strong&gt;「どこに行く予定だったんですか？」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;目的地が分からなければ、降りるべきかどうかは誰にも答えられません。投資もまったく同じです。投資は&lt;strong&gt;手段&lt;/strong&gt;であって、電車やバスと同じ「乗り物」です。「結構増えたから売る」は、「結構進んだから降りる」と言っているのと同じで、&lt;strong&gt;目的地の確認が抜けています&lt;/strong&gt;。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「下がる前に売っておきたい」という気持ちの正体は、多くの場合、&lt;strong&gt;そのお金が何のためのお金か決まっていない不安&lt;/strong&gt;です。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id=&#34;医師としてこの構図には見覚えがあります&#34;&gt;医師として、この構図には見覚えがあります&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;「腫瘍が小さくなってきたので、治療をやめていいですか？」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;外来でこう聞かれたら、私たちは治療の&lt;strong&gt;ゴール&lt;/strong&gt;を確認します。根治を目指す治療なのか、症状を抑えてQOLを保つ治療なのか——ゴールが違えば、「腫瘍が小さくなったからやめる／続ける」の答えは正反対になります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;途中経過の数字（腫瘍の大きさ・株価）だけでは、やめどきは決められない。ゴールが決めてくれる。&lt;/strong&gt;——医療も投資も、この構図は同じです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id=&#34;目的別に整理すると答えはシンプルになる&#34;&gt;目的別に整理すると、答えはシンプルになる&lt;/h2&gt;
&lt;table&gt;
  &lt;thead&gt;
      &lt;tr&gt;
          &lt;th style=&#34;text-align: center&#34;&gt;そのお金の目的&lt;/th&gt;
          &lt;th style=&#34;text-align: center&#34;&gt;置き場所の考え方&lt;/th&gt;
      &lt;/tr&gt;
  &lt;/thead&gt;
  &lt;tbody&gt;
      &lt;tr&gt;
          &lt;td style=&#34;text-align: center&#34;&gt;数年以内に使う予定がある（学費・住宅・車など）&lt;/td&gt;
          &lt;td style=&#34;text-align: center&#34;&gt;&lt;strong&gt;通貨（現金・預金）で持つ&lt;/strong&gt;——支払いの直前に暴落が来ても困らないように&lt;/td&gt;
      &lt;/tr&gt;
      &lt;tr&gt;
          &lt;td style=&#34;text-align: center&#34;&gt;長期的に資産を育てる・維持する&lt;/td&gt;
          &lt;td style=&#34;text-align: center&#34;&gt;&lt;strong&gt;株式（インデックス等）のまま持ち続ける&lt;/strong&gt;——短期の上下に付き合わない&lt;/td&gt;
      &lt;/tr&gt;
      &lt;tr&gt;
          &lt;td style=&#34;text-align: center&#34;&gt;目的の金額に&lt;strong&gt;もう到達した&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
          &lt;td style=&#34;text-align: center&#34;&gt;&lt;strong&gt;早めに利確して現金化するのは十分アリ&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
      &lt;/tr&gt;
  &lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;p&gt;3行目が今日の主役です。たとえば「子どもの大学資金として500万円」が目標で、高校2年生の時点でもう500万円に到達したなら——&lt;strong&gt;残り2年の間に暴落が来るリスクを避けて利確する&lt;/strong&gt;のは、まったく合理的な判断です。これは「上がったから売る」のではなく、&lt;strong&gt;「目的を達成したから降りる」&lt;/strong&gt;。同じ売却でも、意味がまるで違います。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;逆に、老後のための長期資産なら、含み益がいくらあっても目的地はまだ先です。途中下車して、また乗り直すタイミングを探す必要はありません。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id=&#34;利回りがいいから売るは終わりのないゲームの入口&#34;&gt;「利回りがいいから売る」は、終わりのないゲームの入口&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;もうひとつ、注意したい売り方があります。「ずいぶん利回りが良かったから、いったん確定させよう」——一見堅実に聞こえますが、売って得た現金は、結局また次の投資先を探すことになります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;つまり「良いタイミングで売って、良いタイミングで買い直す」を繰り返す発想で、これは&lt;strong&gt;短期トレーダーの考え方&lt;/strong&gt;です。プロでも勝ち続けるのが難しい世界に、気づかないうちに足を踏み入れることになります。長期の資産形成でインデックスを積み立ててきた人が、この入口をくぐる必要はありません。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id=&#34;筆者の場合売り時は先に決めてある&#34;&gt;筆者の場合——売り時は「先に」決めてある&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;筆者は&lt;a href=&#34;https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-lifeplan-4step/&#34;&gt;ライフプラン&lt;/a&gt;を作る中で、お金を目的別に分けています。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;数年以内に使うお金&lt;/strong&gt;（教育費など）：投資とは分離して、収入と預貯金から&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;長期のお金&lt;/strong&gt;：インデックスで積み立てたまま、日々の株価は見ない&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;取り崩し&lt;/strong&gt;：将来の生活費として「いつから・何のために」使うかを先に決めてある&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;こうして&lt;strong&gt;売り時を「先に」決めておく&lt;/strong&gt;と、株価が上がっても下がっても、やることが変わりません。「下がる前に売るべき？」という問いが、そもそも発生しなくなるのです。これは意思の強さの問題ではなく、&lt;strong&gt;設計の問題&lt;/strong&gt;でした。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id=&#34;まとめ&#34;&gt;まとめ&lt;/h2&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;「上がったから売る？」への答えは株価にはない。**「何のためのお金か」**が決める&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;数年以内に使うお金は&lt;strong&gt;通貨&lt;/strong&gt;で、長期のお金は&lt;strong&gt;株式のまま&lt;/strong&gt;——置き場所は目的で決まる&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;目的の金額に到達したなら、早めの利確は堅実な選択&lt;/strong&gt;（「達成したから降りる」）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;「利回りがいいから売る」は短期トレーダーの入口。長期投資家は付き合わなくていい&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;売り時は相場を見て探すものではなく、&lt;strong&gt;ライフプランの中で先に決めておくもの&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;腫瘍の大きさだけで治療方針が決められないように、株価だけで売り時は決められません。&lt;strong&gt;先にゴールを決める&lt;/strong&gt;——買うときも、売るときも、順番はいつも同じです。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&#34;関連記事&#34;&gt;関連記事&lt;/h2&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href=&#34;https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-index-koohaitou-tsukaiwake/&#34;&gt;目的が違えば、手段も違う——インデックス投資と高配当株の使い分け&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href=&#34;https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-lifeplan-4step/&#34;&gt;ライフプランは「人生の設計図×お金」——医師が実際に4ステップで作ってみた話&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href=&#34;https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/kanwa-hikizan-iryou/&#34;&gt;最期まで治療を続けることが、幸せとは限らない——「引き算の医療」という考え方&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;筆者：田舎の県庁所在地に住む医師。外科学会専門医・乳癌学会認定医。現在は乳がんの検診・診断と緩和ケアを専門に担当。医師になって20年。&lt;/em&gt;
&lt;em&gt;お金の勉強はリベラルアーツ大学（リベ大）を参考にしています。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</description>
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