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    <title>減収 on 地方住み医師の乳癌と緩和ケア相談所</title>
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    <description>Recent content in 減収 on 地方住み医師の乳癌と緩和ケア相談所</description>
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    <lastBuildDate>Wed, 01 Jul 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate>
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      <title>【お金・生活】医師の働き方改革で「外勤が消えた」——若手医師の減収と、どう向き合うか</title>
      <link>https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-hatarakikata-genshu/</link>
      <pubDate>Wed, 01 Jul 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-hatarakikata-genshu/</guid>
      <description>&lt;p&gt;「働き方改革で、外勤（アルバイト）ができなくなって、収入がガクッと減った」——若手の先生から、こうした声を聞くことが増えました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;2024年4月から始まった&lt;strong&gt;医師の働き方改革（時間外労働の上限規制）&lt;/strong&gt;。これは、医師の健康と医療の安全を守るための、大切な改革です。一方で、その運用のなかで、&lt;strong&gt;大学などが労働時間の管理を厳しくし、外勤（いわゆる&amp;quot;バイト&amp;quot;）を制限・禁止する&lt;/strong&gt;動きが広がりました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;結果として、&lt;strong&gt;大学の給与だけでは生活が苦しい&lt;/strong&gt;——特に、住宅ローンを抱えた若手にとっては、切実な問題になっています。月20万円もの収入減、という話も、決して珍しくありません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;私自身は、地方でキャリアの後半を歩む一人の医師です。若い頃の下積みも、収入の不安定さも通ってきました。その立場から、&lt;strong&gt;この「減収」とどう向き合うか&lt;/strong&gt;を、お金とキャリアの両面で整理してみます。&lt;/p&gt;
&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;※本記事は2026年7月時点の一般的な情報です。制度の詳細や個別の事情は、勤務先や専門家にご確認ください。&lt;/p&gt;&lt;/blockquote&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&#34;1-まず時間軸でとらえる&#34;&gt;1. まず、「時間軸」でとらえる&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;いちばん伝えたいのは、&lt;strong&gt;今の収入だけを見て、人生設計を固めないでほしい&lt;/strong&gt;ということです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;研修医・専攻医の時期は、いわば**「将来のための投資期間」**です。この時期の収入が低めなのは、つらいけれど、ずっと続くわけではありません。&lt;strong&gt;専門医を取り、経験を積めば、状況は確実に変わっていきます。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;だからこそ、今は「この一点の収入」で家計を組み固めてしまわないこと。&lt;strong&gt;キャリアの段階によって収入は変わる&lt;/strong&gt;——この前提を持っておくだけで、目の前の減収への受け止め方が変わります。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&#34;2-環境を変えるという選択肢&#34;&gt;2. 「環境を変える」という選択肢&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;収入は、努力の量だけでなく、**「どこに身を置くか」**で大きく変わります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;大学病院や基幹病院は、労働時間の管理が厳格になりがち&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;一方で、&lt;strong&gt;市中病院には、柔軟な運用のところもある&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;「医局に属していないと、やりたいことができない」という時代では、もうありません。実際、&lt;strong&gt;退局して一般病院に移り、給与が大きく増えた&lt;/strong&gt;という話も、周囲でよく聞きます。非常勤やスポット勤務を組み合わせて、大学時代と同等以上の収入を得ている医師もいます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もちろん、専門性や人脈を得るために大学に残る意味は大きい。ただ、**「今の環境が唯一の道ではない」**と知っておくことは、心の余裕につながります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ひとつの考え方として——&lt;strong&gt;「大学は、お金を払ってでも学ぶ場所」&lt;strong&gt;と割り切る。専門性と人脈をしっかり身につけて、それを&lt;/strong&gt;あとから一般病院で&amp;quot;給料&amp;quot;として回収する&lt;/strong&gt;。そう捉えると、下積み期間の見え方も少し変わります。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id=&#34;上司の残れには生存バイアスがあるかもしれない&#34;&gt;上司の「残れ」には、生存バイアスがあるかもしれない&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;もう一つ、頭の片隅に置いておいてほしいことがあります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;いま大学に残って上司の立場にいる人は、多くの場合、&lt;strong&gt;「残ることのメリットが大きい」と判断できた人たち&lt;/strong&gt;です。逆に、&lt;strong&gt;「デメリットのほうが大きい」と感じた人は、すでに大学を離れています&lt;/strong&gt;。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;つまり、大学に残っている人からの「ここにいたほうがいい」というアドバイスには、&lt;strong&gt;&amp;ldquo;残って良かった人&amp;quot;の声だけが集まりやすい&lt;/strong&gt;という偏り——&lt;strong&gt;生存バイアス&lt;/strong&gt;——がかかっている可能性があります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もちろん、その助言が間違いというわけではありません。ただ、&lt;strong&gt;&amp;ldquo;その場を去った人の声は、その場には残っていない&amp;rdquo;&lt;/strong&gt;。この構造を知っておくと、アドバイスを鵜呑みにせず、&lt;strong&gt;自分の状況に引きつけて判断する&lt;/strong&gt;ことができます。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&#34;3-家計とローンは早めの相談が効く&#34;&gt;3. 家計とローンは、「早めの相談」が効く&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;収入が減ったとき、いちばんやってはいけないのは、&lt;strong&gt;一人で抱えて先延ばしにすること&lt;/strong&gt;です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;住宅ローンがきついなら、早めに銀行へ相談する&lt;/strong&gt;（返済条件の見直しに応じてもらえることがあります）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;固定費を見直す&lt;/strong&gt;（保険・通信・サブスクなど)&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;生活水準を、いまの収入に合わせて調整する&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;配偶者の就労、余裕があれば副業（ライティングなど）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;そして、少し耳の痛い話も、あえて書いておきます。&lt;strong&gt;収入が不安定になりうる時期に、身の丈を超えた大きなローンを組むのは、リスクが高い&lt;/strong&gt;ということです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;住宅ローンは、&lt;strong&gt;「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」で、できれば金利の変動に振り回されにくい形で&lt;/strong&gt;組むのが安心です。もしこれから家を考える若手の先生がいたら、&lt;strong&gt;収入が上下する可能性を織り込んで&lt;/strong&gt;判断してほしいと思います。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&#34;4-制度の中でできる工夫もある&#34;&gt;4. 制度の「中でできる工夫」もある&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;環境を変える前に、&lt;strong&gt;いまの職場のなかでできること&lt;/strong&gt;もあります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;宿直・日直の許可がある当直&lt;/strong&gt;であれば、休息時間の条件を満たすことを示して、外勤として申請できる場合がある&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;同僚と一緒に、医局長などを通じて、上長に相談してみる&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;「制度だから仕方ない」とあきらめる前に、&lt;strong&gt;運用の余地がないかを確認する&lt;/strong&gt;。一人で動くより、同じ立場の仲間と声を合わせるほうが、話は進みやすいものです。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&#34;5-構造を直視しつつ自分で決められることに集中する&#34;&gt;5. 構造を直視しつつ、「自分で決められること」に集中する&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;最後に、少し大きな視点の話を。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;正直に言えば、&lt;strong&gt;公的な病院の多くは、医師の「やりがい」に支えられて（言い方を変えれば、やりがいに甘えて）成り立っている&lt;/strong&gt;面があります。この構造は、&lt;strong&gt;法律や診療報酬といった大きな仕組みが変わらないかぎり、簡単には改善しない&lt;/strong&gt;でしょう。見通しは、残念ながら厳しいと言わざるを得ません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;だからこそ、大事にしたい考え方があります。それは——&lt;/p&gt;
&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;自分の力が及ばないこと（法律・診療報酬・制度）に思い悩むより、自分の力が及ぶこと（どこで、どう働くか）に集中する&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;法律や診療報酬を、あなた一人の力で変えることはできません。そこに憤り、消耗するのは、エネルギーの使い方としてもったいない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;一方で、&lt;strong&gt;「自分がどこで働くかを、自分で選ぶ」ことは、あなた自身にできること&lt;/strong&gt;です。制度の是非を嘆くより、&lt;strong&gt;自分でコントロールできる範囲に力を注ぐ&lt;/strong&gt;——これは、しんどい状況を生き抜くための、現実的で強い姿勢だと思います。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id=&#34;まとめ&#34;&gt;まとめ&lt;/h2&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;働き方改革による減収は、&lt;strong&gt;制度の過渡期に起きている構造的な問題&lt;/strong&gt;。あなた個人のせいではありません&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;収入はキャリアの段階と環境で変わる&lt;/strong&gt;。今の一点で人生設計を固めない&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;**環境を変える（転職・非常勤）**のは、有力な選択肢&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;家計・ローンは&lt;strong&gt;早めに相談&lt;/strong&gt;。そして&lt;strong&gt;身の丈を超えたローンは避ける&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;制度の&lt;strong&gt;中でできる工夫&lt;/strong&gt;も探す&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;残った上司の助言には&lt;strong&gt;生存バイアス&lt;/strong&gt;がかかりうる。鵜呑みにしない&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;**自分で変えられないこと（制度）**より、**自分で決められること（働く場所）**に集中する&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;医師の働き方改革は、長い目で見れば、医師が健康に、長く働き続けるための改革です。過渡期のいまは、しわ寄せを感じる場面もあると思います。でも、&lt;strong&gt;収入の見通しは、動き方しだいで変えられます&lt;/strong&gt;。どうか、目の前の一点だけで、将来を悲観しないでください。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;あわせて読みたい&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href=&#34;https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-ishi-tarinai-3wana/&#34;&gt;医師なのに、お金が足りない——高収入がかえって家計を崩す3つの落とし穴&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href=&#34;https://chiho-nyugan-kanwa.com/posts/okane-hoken-minaoshi/&#34;&gt;保険を大幅に見直した話——『安心』は高くつく、という話&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;</description>
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