このブログには、乳がんに関する記事が30本以上あります。でも、いざ自分や家族のこととなると、「今の自分は、まずどれを読めばいいの?」と迷ってしまいますよね。
このページは、その**地図(道しるべ)**です。あなたが今いる場所——検診を考えている/診断を受けたばかり/治療中/生活の悩み——に合わせて、読むべき記事へ案内します。気になるところから読んでください。
💡 上から順に、**「検診 → 診断 → 遺伝 → 治療 → 生活 → もしものとき」**という、乳がんと向き合う流れに沿って並べています。
🔍 1. 検診を考えている・受ける方へ
まだ診断されていない、これから検診を受ける段階の方へ。
- 乳がん検診はいつから?頻度はどのくらい?
- マンモグラフィと超音波、どちらを受ければいい?
- 「高濃度乳房(デンスブレスト)」とは?
- マンモグラフィの「痛い」を軽くするコツ
- 乳がん検診の費用——自治体検診と職場検診を賢く使う
- 「異常なし」の後こそ検診を——続けるための小さな工夫
📋 2. 検診で「異常」と言われたら
精密検査を勧められた、要精査と言われた——その不安な段階の方へ。
- 乳がん検診の結果の見方——「要精査」と言われたら
- 乳がん検診で「カテゴリー3」と言われたら
- 乳腺の針生検——痛み・所要時間・結果が出るまで
- 「検診で異常なし」だったのに——中間期がんとは
- 浸潤性小葉がん(ILC)——マンモで見つかりにくい乳がん
💗 3. 乳がんと診断されたばかりの方へ
告知を受けた直後の、頭が真っ白になりがちな時期に。
🧬 4. 遺伝が気になる方へ(HBOC)
若くして発症した、家族に乳がん・卵巣がんが多い——そんな方へ。
- 乳がんと遺伝——BRCA遺伝子変異とは
- HBOCと2026年保険改定——血縁者のBRCA検査が保険に
- BRCAと「分かっていること」の意味と、予防的な手術
- BRCA1/2と『4つの新しいがん』——2026年のゲノム研究
💊 5. 治療を受ける方へ
手術・薬・放射線——治療法を理解し、納得して選ぶために。
- 乳がんの手術——温存か、全摘か
- 薬物療法——ホルモン療法・抗がん剤・分子標的薬の違い
- 薬物治療はどう変わっているか——「個別化」の中身
- 術後放射線、「1週間で終わる」短期治療の10年成績
- 「より強い治療」がいつも正解とは限らない——数字の読み方
- 乳がん手術後のフォローアップ——再発を早く見つけるために
🌱 6. 治療と生活・からだの悩み
妊娠、後遺症、運動、再発予防など、暮らしに関わる悩みへ。
- 乳がんと妊娠・授乳——診断・治療・授乳の疑問に答える
- 治療前に妊孕性温存を——2024年ガイドラインの選択肢
- 乳がん術後のリンパ浮腫——予防とセルフケア
- 生活習慣と乳がん——予防と再発リスクの科学的根拠
- 寝たままできる10分エクササイズ——治療中の運動の話
- 更年期のホルモン補充療法(HRT)は乳がんリスクを上げる?
🤝 7. 再発・もしものときに向き合う
再発・転移と言われたとき、そして「治すこと」以外の医療について。
緩和ケアについては、緩和ケアの記事一覧もご用意しています。終末期だけでなく、つらさを和らげながら治療を続けるための医療です。
📚 もっと新しい研究を知りたい方へ
最新の研究を扱った記事です。ただし、研究段階で、まだ標準治療になっていないものも含みます。「いま受けられる治療」とは分けて読んでください。
最後に
乳がんと向き合う道のりは、人それぞれです。全部を一度に読む必要はありません。 今のあなたに必要なところだけ、開いてみてください。
そして、ここに書かれているのは一般的な情報です。最終的な判断は、必ずあなたの主治医と相談して決めてください。このブログが、その対話を少しでも助けるものになれば嬉しく思います。
筆者:田舎の県庁所在地に住む医師。外科学会専門医・乳癌学会認定医。現在は乳がんの検診・診断と緩和ケアを専門に担当。医師になって20年。